日本国籍の男性 香港空港で水際送還

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香港入国管理局は4月25日、中国出身で日本国籍の男性の入国を拒否した。理由は明らかにされていない。

入国を拒否されたのは千葉県在住の章俊さん。章さんによると、成田空港から香港国際空港に到着したが、入国管理局の警察官により制止された。
2時間後に「条例上の理由」で入国できないことを告げられた。具体的な理由は明かされなかった。

その後、日本行きの飛行機に搭乗するよう命じられたが、章さんは説明のないままの送還に不服を申し立て、搭乗を拒んだ。
十数名の警察官は2度ほど無理やり章さんを機内に押し込もうとしたという。

章さんは在香港日本国総領事館に仲裁を求めたが「領事館としてできることはなく、空港職員の指示に従うように」と拒んだ。

章さんは中国出身で数年前、日本の国籍を取得した。現在日本のある大手企業で管理職として勤務している。中国当局の迫害を受けている気功団体・法輪功の学習者でもある。
25日に香港で開催予定の中国当局からの迫害の停止を求める法輪功のパレードに参加するために、香港入国を試みた。

章さんはこれまで複数回、香港を訪れているが、入国拒否されたのは今回が初めてだという。

最近、中国共産党政権の香港に対する締め付けが目立っている。
香港立法会(議会)で、犯罪人の移送を定めた「逃亡犯条例」について、中国本土への引き渡しが可能となるよう改正の審議が始まった。

中国では公正な裁判が保障されていないため、市民からの反発が高まっている。
4月24日、香港裁判所は「雨傘運動」の提唱者9人に有罪判決を言い渡し、市民らは連日、高い自治が保証される「一国二制度」が侵害されたとして、集会を開催している。香港当局は高まる市民の不満に神経を尖らせている。

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