心を打たれる三国の「義」

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関羽が千里を走り次々と相手をなぎ倒したことが伝説となったが
曹操も同時に君臣の義をもって数々の将を惹きつけた
もし曹操の「義」がなければ劉、関、張が如何に
後世に讃えられる義兄弟の「義」を繰り広げられただろう
「義」が三国の物語に終始し、人々を深く感動させてきた

三国の百年は「義」の壮観な絵巻であり
現在でも人々に語り継がれている

劉、関、張は桃園で義兄弟となる誓いを結び、義を重んじ利を軽んじ
義のために命さえ投げ捨てることは後世に敬慕され学ばれつづけてきた

諸葛亮が言う「鞠躬尽力 死して後已まん」は劉備の三顧の情と
​​​​​​​劉禅を託された義に応えたもので彼は古今一番の賢相と言えよう

一方の曹操は劉備を英雄と認め大きな度量を持ち人の窮地に付け込まない
戦略を巡らし偉業を成し遂げたが天命を守り漢室を扶助し帝位につくことはなかった

『共産主義の最終目的』という評論のなかで

「文化大革命以降、中国人は信仰がなくなり、精神が虚しく、文化生活は極めて貧しかった。しかし『楊家将』や『岳飛伝』『三国』『水滸』等の名作のラジオ放送が始まると、巷で人が少なくなるほど、みな家でラジオを囲み、一話も漏さずに聞いていた。警察もその時間帯は勤務しなくていいほどだった。何千年の神伝文化の継承が、あらためて人々の心の中の正念と記憶を呼び起こしたのだ」

これこそ神様が人類に授かった中国伝統文化の生命力である。