お墓の中の救いを求める手紙

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(引用文:お墓の中に隠したSOSどうやって海を渡り転々と、見知らぬ異国に来たのだろう?これは人を感動させる真実の物語だ。)

2012年ハローウインの前、米国オレゴン州に住むジュリエット・カイスさんが前に買った、ハローウインのお墓のおもちゃの中から手紙を見つけた。中国瀋陽の馬三家労働教養所の拘禁者が助けを求めた手紙だった。手紙には馬三家労働教養所に多くの法輪功学習者が拘禁され、残忍な拷問と非人道的な虐待を受け、長時間労働を強いられているとあった。

2012年12月23日「オレゴン新聞」はこの事件を報道した。驚いたジュリエットさんはこの手紙を自分のフェスブックに投稿した。世界中の主流メディアの注目を集め、民衆の広範囲の懸念を引き起こした。英語と中国語の語彙が混ざった手紙の最初にはこう書かれていた:「もし、あなたが偶然これを買ったなら、この手紙を世界人権組織に転送して下さい。中国政府に迫害された何千もの人々が永遠にあなたに感謝し、あなたを決して忘れない」手紙では、このお墓の包み紙は瀋陽市馬三家労働教養所の二所八大隊で製造された物だった。ここにいる人々は一日15時間の労働を強いられ休みの日も無い。毎回拷問を受け、殴打や罵倒や身体的虐待も受ける。しかも収入はほとんど無い。手紙の最後にはここの拘禁者は全て1年から3年の不法判決された人で、その中の多くは法輪功学習者だ。彼らは他の人よりも迫害されているとあった。

馬三家労働教養所の生存者ニューヨーク在住の法輪功学習者趙素環さんは奴隷労働者として、労働教養所が違法に使用している事実を証言した。(馬三家生存者 趙素環)「私は馬三家に着いて入所すると奴隷として使われた、手工芸品を作った、花を接着するために使用される接着剤は有毒で匂いがつんと鼻についた。朝5時起床し、夜10時か11時まで働く場合によっては残業もする、何時まで働くのか予測できない、時には明け方近くまで働く。」労働教養所には70歳過ぎの老人から10歳くらいの子供までいて、年齢に関係なく同じように働かされた。この他、労働教養所は奴隷として使うだけでなく法輪功を止めない学習者はさらに残虐な酷刑を受けた。馬三家労働教養所は人に指図して趙素環さんの両足の太ももの内側を手の爪で引き掻き、傷だらけにした。その後、邪悪な者らは彼女の傷口を革靴の先で蹴った。昼も夜も眠らせなかった、彼女はトイレの扉の後ろに監禁され、顔と目が青紫色になるまで激しく、打たれ頭が大きく腫れ上がった。

2000年10月、馬三家労働教養所で世界を驚嘆させた性的事件が発生した。18人の女性法輪功学習者が全裸にされ、男性の牢屋に投げ入れられた。正常な人には想像できないことだ。その中の若い未婚の女性学習者は強姦で妊娠し、今なお心神喪失状態だ。中国共産党の法輪功に対する弾圧は19年も続いている。中国の法輪功学習者は今だに拘置所、労働教養所、刑務所などで様々な拷問や迫害を受けている。